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【大企業への転職】採用担当者が教える書類選考を通過するコツ

転職

大企業への転職は難しくない!売上1兆円を超える企業での採用担当者としての経験から得た、より有利に大企業への転職できるコツをお伝えします。

大企業への転職は難しいと思っている方は多いと思います。確かに、何の情報もなく応募しただけでは書類選考で落ちる確率は高いと思います。

ただ、大企業といえど、いつも人材不足であることも事実です。相手の状況を理解した上で転職活動を進めることで、転職できる可能性は上がります。

この記事を参考に、皆様の転職活動を有利に進めて頂ければ幸いです。

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大企業の中途採用の流れ

大企業に転職したいのであれば、まずは採用の流れを知っておく必要が必要があります。以下に中途採用の大きな流れを示します。表の「各部門」が人材を募集している部門のことになります。

【イベント】【担当部門】
1.中途採用の要望書提出各部門
2.大手人材紹介会社担当者からのヒアリング各部門
3.書類選考各部門
4.1次面接各部門
5.2次面接~最終面接人事部・各部門
6.性格診断テスト等人事部
7.内定及び入社までの手続き人事部

採用の流れとしては、まず、各部門から採用要望を出します。

要望提出後1か月ぐらいすると、大手の人材紹介会社数社と打合せがあり、そこで募集したい人材像をお伝えします。

その後は、適宜、人材紹介会社から履歴書が送られてきて、書類選考→面接→性格診断テスト→内定に至ります。

重要なことは、書類選考から2次面接まで、採用に関わる判断を実施するのは、人事部ではなく各部門ということです。人事のスペシャリストが採用に関する判断をするのではなく、業務のスペシャリストの方たちが採用に関する判断をしています。

書類選考の概要

書類選考ですが、人材紹介会社より、経歴書・履歴書が送付された時に実施します。頻度としては週に2~3通程度です。

建前上、書類選考は2名(要望を提出した部門の管理職とその部門内の労務関係の管理職の2名)で実施となっていますが、実態としては、要望を提出した部門の管理職1名の判断で決めるため、選考自体は5分もかかりません。

複数の履歴書をストックしておき、その中から1名を選出することなどは行いません。通常の業務が多忙のため、基本即決で決めていきます。

なお、1~2ヶ月たっても誰も1次面接に進めない時には、基準を見直すこともあります。

書類選考の判断ポイント

書類選考では、職務経歴書の内容が判断ポイントとなります。

大企業の場合求める人材像が明確であるため、職務経歴書より企業側の募集している人材像と一致するのか・期待する業務をこなせるかどうかを、書類選考で判断します。

転職応募者の経験・スキルが求める人材像とピンポイントで一致すれば、書類選考は容易に通過可能です。

書類選考に落ちるほとんどの理由は、求める人材像と一致しない・期待する業務の実績・経験が少ないという理由です。

逆にいうと、どんなに能力が高い方であっても、期待する業務の経験がないと書類選考で落ちます。大企業では、業務未経験のポテンシャル採用の可能性はかなり低いです。

大企業の書類選考の通過率を上げるには

ここまでの記事より、大企業の書類選考におけるポイントは以下の通りとなります。

  • 書類選考は各部門で実施
  • 書類選考は担当者が1名で実施
  • 大企業は求める人材像が明確であり職務経歴書の内容が重要
  • ポテンシャル採用の可能性はかなり低い

これらポイントを分かった上で、対策を考える必要があります。

募集要項の業務経験がある方

募集要項に記載された業務経験のある方については、職務経歴書に過去の経歴や業績をただ単に記載するだけでなく、求められている人材像であることをしっかりアピールすることを意識しましょう。

少なくとも以下3点を行うことで、大企業の書類選考の通過率は上がります。

  • 企業の募集要項を読んだ後に職務経歴書を見直し、職務経歴書の内容を募集要項の人材像と近づけること
  • 募集業務に近しい経験しかない場合は、募集業務への意気込み等を書いてフォローすること
  • 可能であれば転職エージェントから募集に対する背景・業界情報等を聞くことで求められている人材像を明確化すること

企業側(採用側)の立場になって、自分の職務経歴書を読んでみることをオススメします。

募集要項の業務経験がない方

募集用要項に記載された業務の経験がない方は、残念ですが、現時点で書類選考を通過する可能性は低いです。

ただし、今すぐには転職無理ですが、転職方法はあります。別の機会に記事にしたいと思います。

最後に

大企業の書類選考通過のコツとしては、大企業の募集する人材像と一致することが、職務系隷書から読み取れることが重要です。

そこさえしっかり担保できていれば、書類選考の通過率は大きく上がります。

皆様の転職活動がうまくいくことをお祈りしております。

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