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中小企業から大企業への転職を成功させるコツ

転職

大企業へ転職してみたいと思っても、中途採用は難しいと諦めている方が多いのではないかと思います。

確かに転職の難易度は高いですが、無理ではありませんし、実際の採用事例もあります。

この記事では、売上1兆円を超える大企業での採用業務の経験から、大企業の求人・採用の特徴と中小企業から大企業への転職を成功させるコツを説明します。

大企業への転職は難しいと思っている方、転職活動がうまく行っていない方、この記事を是非読んでみてください!。

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大企業の求人・採用の特徴

まずは大企業の求人・採用の特徴を説明します。大企業の求人・採用の特徴としては次の3点になります。

  • 業界・業務経験は必須
  • 募集要項記載の「必須条件・歓迎条件」の該当有無が重要
  • 同業大企業・有名企業出身の応募は有利

以下、詳細に説明します。

業界・業務経験は必須

大企業への転職では、募集要項に記載された業界での経験や、業務経験は必須となります。

大企業は人材は豊富ですので、未経験でも可能な業務であれば、社内で人材を調達します。中途採用は、社内の人材では業務遂行が難しいと判断した業務に対して行うため、業界・業務経験のない方が採用されることはまずありません

なお、30代以上に関しては、即戦力となる経験が必須要件ですが、20代に関しては、業界・業務経験者であれば採用される場合もあります。

募集要項記載の「必須条件・歓迎条件」の該当有無が重要

大企業では、部や課の業務が細かく定義されているため、求人についても、求める人材像や担う業務が明確に決まっています。

そのため、募集要項に記載のある「必須条件」や「歓迎条件(あれば尚可の条件)」に該当することが何よりも重要です。企業が求める業務経験をピンポイント持っている方であれば、採用はかなり有利に働きますが、どんなに優秀な方でも、企業が希望する必須要件を満たしていないと判断されると、不採用となります。

大企業への転職活動で重要なのは、能力が高いことではなく、企業が求める業務経験を持っていることです。書類選考で落ちる方の大部分が、企業が求める業務経験がないという理由になります。

同業の大企業や有名企業出身の応募は有利

応募者の過去の職務経歴に、同業の大企業や有名企業での経歴があると選考は有利に働きます。

同業の大企業での就業経験があると、大企業特有の仕事の仕方や根回しもできると思われますし、大規模なサービス特有の課題や業務遂行ノウハウを保持していることも選考上有利になります。

また、業界で有名なコンサルタント企業の出身であっても選考上有利になります。コンサルタントからの転職だと給与が下がる可能性が高いので、応募は少ないのですが・・。

中小企業から大企業に転職するコツ

大企業への転職をする場合、次の4点を行うことで、転職が成功する可能性は高くなります。

  • 企業と同じ業界での業務経験をつむこと
  • 企業が求める人材像の把握
  • 職務経歴書の改善
  • 中途採用面接のアピールポイントの整理

以下、詳細に説明します。

企業と同じ業界での業務経験をつむこと

大企業の転職では、別の業界からの応募は圧倒的に不利な状況です。

そこで、大企業が募集している業務についての実務経験がない方については、大企業と同じ業界の中小企業へ転職、3年程度働いて、その業務での実績を作ることを強くお勧めします。

ただ、同業の中小企業といってもどの会社でも良いわけでなく、別の大手企業の子会社や業界で有名な会社、売上が毎年伸びている会社へ転職する必要があります。

大企業からすると、業界の中で注目する会社からの転職者には強い興味を持ちますので、中小への転職の際はその会社の業界で立ち位置・成長性なども吟味してください。

なお、伸びている中小企業の良い点は、仕事の責任範囲が広く、意思決定のスピードも速いことです。伸びている企業で3年働くことで色々な経験をすることができ、その後大企業への転職の際にアピールできることも増えます。

伸びている中小企業は、少し忙しいかもしれませんが、将来の為と割り切って、3年間頑張りましょう。

企業側が求める人材像の把握

大企業の転職では、どんなに優秀な人材でも、企業側が求める人材像と一致しない場合は圧倒的に不利になります。

そのため、大企業への転職では、大企業が希望する人材像を正しく把握することがとても重要なことになります。

募集要項に記載された職務内容や必須条件・歓迎条件を読むことは当然ながら、常日頃から業界や同業他社の動向等の情報収集を行ったり、転職エージェントに相談しながら、文面には表れない採用する企業側の業務課題や募集人材像を整理・推測しましょう。

なお、業界の情報を把握したのであれば、同業の会社への転職がオススメです。ライバル企業の動向は常に調査しているので、他社の情報は得やすくなり、転職の時期やタイミングを見極めることも可能になります。

職務経歴書の改善

大企業の書類選考は、期待する業務を実行できるのかという観点で評価するので、職務経歴書の内容を見直することで、書類選考の通過確率を上げることができます。

書類選考の改善ポイントについては、WEBページ「【大企業への転職】書類選考を通過するコツ」を参考にして下さい。

中途採用面接のアピールポイントの整理

大企業の中途採用面談では、企業の管理職があなたの実力や能力の評価を行います。管理職の目線・評価ポイントを理解し、話す内容を整理することで、中途採用面接の合格率を上げることができます。

中途採用面接の対策については、WEBページ「【大企業への転職】採用担当者が教える中途採用面接を合格するコツ」を参考にして下さい。

まとめ

大企業への転職で重要なことは、優秀な人材であるよりも、求人票に記載された同じ業界での業務経験があることと、企業が求める人材像と一致することです。

特に、同じ業界での業務経験は必須ですので、異なる業界にいる場合は、一度同じ業界の中小企業に転職して経験をつむことをお勧めします。

同じ業界であれば、他社の情報も入手しやすくなりますので、転職の時期やタイミングを見極めることも可能になります。

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