転職活動で気になるのは「どれくらいの応募があり、どの程度の確率で通過するのか」です。ここでは売上1兆円超の企業で実際に行われた企画職(採用人数1名、年収500万〜750万)の採用事例をもとに、応募数・選考通過率・不合格理由をわかりやすく解説します。数値はあくまで一例ですが、対策を立てるうえで参考になる実情です。
求人の概要
今回の求人は自社サービスの企画職、採用枠は1名。若手の組織活性化を目的に若手採用を検討しているものの、即戦力性も求められるポジションでした。年収は500万~750万、応募経路はDuda、リクルートエージェント等業界大手4社、転職エージェント、ビズリーチのスカウト、リファラル(紹介)を併用しています。。
応募状況の実際
応募総数:34通(4か月間)
内訳:転職エージェント 29通、ビズリーチスカウト 4通、リファラル 1通
大手エージェント経由の応募が大半を占めています。売上規模の大きい企業でも、ポジション単位で見ると応募数はそれほど膨大ではないことが分かります。
選考通過率(今回の事例)
書類選考通過:9件(34件中)=約26%
一次面接通過:1件(9件中)=約11%
最終面接通過(内定):1件(1件中)=100%
書類で約7割が落ち、一次面接でさらに多くが脱落します。一次面接は事業部の管理職が仕事の遂行力を厳しく評価するため、ここを突破できれば内定に近づく傾向があります。
書類選考で落ちる主な理由
- 応募基準未達(72%):求人の必須要件を満たしていない、経験年数や業務経験が不足している。
- 評価不能(8%):職務経歴書が不明瞭で評価できない。
- 内定者待ち(8%):他候補の内定確定により自動的に選考停止。
- 論外(12%):求人と全く合致しない応募や不適切な内容。
書類で落ちる最大の原因は「応募基準未達」です。職務経歴書に必要な経験や成果を明確に書けているかが重要です。
一次面接で落ちる主な理由
- 業務経験不足(58%):面接で求めるスキルや経験が不足していると判断される。
- 経歴書と実際の差(22%):書類では期待できたが、面談で内容が伴わない。
- 採用枠不足(14%):他候補の状況により枠が埋まる。
大企業では「優秀かどうか」よりも「募集要件に合致しているか」が重視されます。面接で落ちた場合は、求められる会話や具体的な経験の伝え方を見直しましょう。
実際の倍率はどれくらいか
今回の事例では応募34通のうち、応募基準未達や論外を除いた有効応募は13通。採用枠1名に対する実質的な競争倍率は約13倍でした。表面上の応募数は多く見えても、有効なライバルはそれほど多くないことが分かります。
対策とアドバイス
- 職務経歴書は成果を数値で示す:「課題→施策→結果(数値)」で整理する。
- 求人票の必須要件を丁寧に確認:要件に合致する経験は見出しや箇条書きで強調する。
- 面接では即戦力性を具体化:入社後の90日プランやKPIを用意する。
- エージェントと密に連携:立ち上げ案件や事業開発案件を優先的に紹介してもらう。
補足:応募・選考状況は企業や求人の性質、掲載媒体、採用担当者によって大きく異なります。本記事は一事例として参考にしてください。


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